山 形県

山形県 藏王温泉スキー場

日本国内最高のスキー場の一つ に数えられる山形県の蔵王温泉スキー場
スロープが14個あってスロープ総面積が 305ha、 最長滑走距離(通り)が 9kmになる蔵王温泉スキー場は
年間100万人が訪れる日本国 内屈指のビッグスキー場だ。
山形駅から30分ぐらい車に 乗って蔵王温泉スキー場に登って行く道は、もう雪の天国だ。
本格的に雪が降る1月なら一日 に4−50cmづつ積もるという。
吹雪のように薄暗く降りしきる 雪の中に、ぼんやり現われた山が蔵王連峰だ。
藏王温泉スキー場が位置してい る藏王連峰は山形県と宮城県にかけて海抜1,700kmほどの
峰数十個が相次いで連なってい る日本東北地方最大の雪原地帯だ。 ‘神々の山’と呼ばれるほどに雄大な自然景観を
誇るうえ‘地をほれば温泉水が 出る’と言う言葉があるほどに温泉でも有名な所である。
白頭山の天地のように頂上部に 澄んだ水を持つ火山湖である。このあたりは御釜湖を中心にして幾多の瀧と湿地密生した林が
密集して、春から秋までは‘藏 王エコーライン’と呼ばれる全長26kmにおよぶ山岳道路を歩く観光地としても有名だ。しかし、やはり
蔵王の雄大な壮厳は冬季にもっ とも輝く。視界を凍えさせるような銀光雪国の世界が発展させるが, その中でも特に蔵王の自慢が樹氷だ 樹氷は松のような針葉樹に雪が降ってそのまま凍りついた後またその上に雪が 幾重も積もった結果、木全体が雪柱に変わった姿を言う言葉である。巨大な雪の妖怪のように見えるからという理由でスノーモンスターとも呼ばれる。
藏王温泉スキー場が日本人に脚 光を浴びる理由はこのためだ。9 kmという斜面も爽快だが,世界でも珍しい樹氷の間を
通って滑降することができるか らだ。1月下旬から 2月下旬までが樹氷の絶頂期だ。
この時は夜間照明が設置されて 幻想的な雪国の真髄を味わうことができる。 昼にスキーを楽しんだら、 夜には温泉が待っている。
スキー場の下には温泉が付いた ホテルと旅館が100ケ所位密集している。藏王温泉は強い硫黄成分で酸っぱいにおいがある。
雪が積もった露天風呂に身を浸せば、スキーでの疲れが雪がとけるようにとける。