仙台の新しい希望、東北楽天ゴールデンイーグルスについて

パクヒョンウ

２００４年末、近鉄バファローズとオリックスブルーウェーブが合併する話は全日本野球のファンに大きな衝撃でした。

　

単なる１つのチームが消えることでなく、それぞれ６つずつのチームでうまく運営されていた日本プロ野球の２つのリーグ自体が全部倒れてしまうかもしれません。

数多いファンの非難にもかかわらず、その２つのチームは合併して、日本プロ野球に大きな危機が来ました。

いきなりチームの数が奇数になった日本プロ野球は、とりあえず偶数に合わせるため、他の１つのチームをなくそうということまで考え ました。

その時、あるインターネット経営者が仙台市を本拠地とした新しい野球のチームを作る計画を発表しました。

その計画は７０年以上野球のチームを持たなかった仙台市住民と今のリーグ体制の維持を願っている野球ファンの全幅の支持をもって、 いよいよ２００５年「東北楽天ゴールデンイーグルス」というチームを作ることになりました。

でも、生まれた時から強かったチームはたぶんないでしょうね。楽天も最初には本当に弱かったそうです。すっかり最初から始めた楽天 は選手の構成が悲惨なほどでした。

近鉄とオリックが合併した時、チームから捨てられた選手を受け入れ、楽天なりのチームスタイルを作りましたけど、ほとんど年配の選 手で、若い選手はあまりいなかったのです。

その選手の構成でいい成績が出てくるはずがありませんね。意外に開幕戦は千葉ロッテに３－１で勝ちましたが、次の試合で同じチーム に２６－０で負けまして、楽天のファンに絶望感を感じさせました。それで、楽天は２００５年、３８勝９７敗をして、１２個のチームの中で最下位を記録しま した。

でも、時間が経つにつれて、楽天の成績はどんどんよくなりました。２００６年は４７勝８５敗、そして２００７年は６７勝７５敗を記 録、パシフィックの４位に就きました。（６位が最下位）

左の写真は楽天のACE,岩隈選手です。２００８年、信じられない投球で、日本の投手の中で最高の栄誉と呼ばれている，サワムラ賞ももらったそうです。

右の写真は今楽天ゴールデンイーグルスが使っている野球場です。ほかのチームのそれに比べてちょっと小さいかもしれませんが、工事 を続けてだんだんプロ野球の野球場らしくなっているそうです。

皆さん、まだ強いチームだというわけには行きませんけど、１回ぐらいは７０年ぶりにできた仙台を代表するチームを応援しに行ってみ ることもいいんじゃないでしょうか。

（２００９年１月２５日）