見学旅行感想文

YOO,JAEWON

今月、山形へ見学旅行に行って山寺と紅花資料館に寄ってきました。
山寺ではきれいな景色を鑑賞するだけで十分でしたけれども、紅花資料館では何も分からなくて大変でした。
それで紅花資料館についてインターネットで調べてみました。紅花資料館の色々な建物についての紹介でありましたので、それに基づいてできるだけ易しく説明を書き直しました。この内容を読んでからだと、もっと有意義な見学になると思います。その内容は次のようです。

長屋門(ながやもん)
長屋門は紅花資料館の大門で、江戸末期に建てられました。これは偉い人たちのために建てられたものです。 当時は、名主(なぬし)と武士待遇(ぶしたいぐう)を受けている者だけが、長屋門を用いることができました。 ですから、この門は貴重な材料を使って建てられました。例えば、塀(へい)の上壁(うわかべ)は、 京都から取り寄せた紅殻(べにがら)を加え加工したものです。

武者蔵(むしゃぐら)
武者蔵は嘉永(かえい)6年(1853)に建てられたものです。 文久(ぶんきゅう)3年(1863)から慶応(けいおう)4年(1868)にかけては、武器蔵(ぶきぐら)として活用されていました。 数々の武器や具足(ぐそく)が収蔵(しゅうぞう)されていて、その武器の中には7挺(ちょう)の大砲(たいほう)もありました。 このような武器は農兵隊によって使われたもので、その農兵隊は幕府の命によって組織されました。

工房(こうぼう)くれない
町内に残る蔵を移転復元したものです。 体験学習の場として利用されています。 展示されているのは紅花染(べにばなぞめ)・わら細工(ざいく)などです。

紅の館(やかた)
一番大きな展示場で、次のようなものが展示されています。 ー「沙羅龍王(さらりゅうおう)の舞(まい)」という林家(はやしけ)の舞楽(ぶがく)の模型(もけい) ー各時代の雛(ひな) ー絢爛豪華(けんらんごうか)な紅染(べにぞめ)衣装 それから船の模型が展示されています。その船の名前は小鵜飼舟(こうかいぶね)と北前船(きたまえぶね)です。 これらは紅花全盛時代に活躍(かつやく)したものです。

御朱印蔵(ごしゅいんぐら)
文久3年(1863)に建てられた収蔵庫です。 御朱印状(ごしゅいんじょう)を収 めるために建立したもので す。 その御朱印状は近郷吉川村(きんごうよしかわむら)という村の新山神社(しんざんじんじゃ)という神社から譲り受けたものです。

座敷蔵
江戸中期頃建てられた、町内で最も古い蔵の一つです。 6棟あった土蔵の一番蔵(いちばんぞう)と呼ばれていました。 後世に座敷蔵に改造して、客室として利用されていました。

物産館
紅染(べにぞめ)や紅チョコ等、町内の特産名産品を展示即売しています。

以上です。

2008.11.30