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【PDP】研究倫理シリーズ第3回: 盗用と言われない英語論文の執筆 --大学教員は何を指導すべきか--

教育関係共同利用拠点提供プログラム  研究指導法 S-03

日時:2015年6月22日(月) 15:00-18:00(受付14:30より)
場所:東北大学川内北キャンパス 講義棟A棟 A307

 ※ 事前申込を終了いたしました。当日参加も可能ですので受付にてお申し出ください。


【趣旨】
研究不正は、大学への信頼性を損なう大きな問題であり、中でも、「コピペ」「盗用(剽窃)」は、一昨年の科学研究費による全国大学調査でも、30%以上の大学が経験し、80%以上の大学が今後起きると回答するなど深刻な問題です。特に、英語論文を執筆する際には、「倫理観の欠如」だけでは説明できない問題がからんでいます。まず、先行研究の読み取りの難しさや外国語での表現力の不足から、原文の表現を適切に言い換えることができずに、「パッチワーク文」や「表現の盗用」となってしまうことが挙げられます。また、英語圏と日本では、盗用の捉え方や指導の仕方も異なります。本セミナーでは、英文での基本的な引用ルールと盗用の定義を解説し、論文指導や英語指導をどのように行えばいいかの検討を行います。盗用が起きるのは学生だけでなく、指導教員の責任でもあります。盗用を防ぐために、何に留意し、どのような指導を行う必要があるのかを参加者の皆さんとともに考えていきたいと思います。

【講師】吉村富美子(東北学院大文学部英文学科・教授)

【定員】60名

【プログラム】
15:00-15:05 開会挨拶 

※ワークショップ形式で,解説とワークを交えながら行います。
15:05-16:00 第1部
       16:00-16:10 休憩
16:10-17:10 第2部
       17:10-17:15 休憩
17:15-17:55 第3部

17:55-18:00 閉会挨拶

参照ファイル Reference File